現在地

100年グルメ

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

Twitterボタン

 

この記事の平均評価: 
0
まだ投票はありません
(下のコメント欄からご投票ください。)
今日は三遠南信の食文化についての講演会があり、豊橋調理製菓専門学校の校長先生のお話しをうかがうことができた。この地域の食文化についてのいろいろなお話をいただき、とても良かった。さすが本物の板前さんだけあって、実地の経験と知識に裏打ちされており、さらに若いころから地域開発に関わってこられたということで、地域に対する愛情にあふれたとてもすばらしいものだった。内容をすべて整理したわけではないので、うまくまとめることはできないが、調理師さんの誇りのようなものに触れて感じたことを少しだけ書いておきたい。 直接話の内容に関わることではないのだが、最後の質問でB級グルメとは何か、といったような質問が出ていた。ロールキャベツを広めるためにどういったカテゴリーで考えるべきなのか、ということをずっと考えており、時にはやる以上は特級グルメだろと気張ってみたり、また時にはやっぱりポピュラリティが一番だからC級でもZ級でも何でもいいんじゃないかなんて思ったりもしたが、なんかそんなことはどうでもよくなってしまった。そもそもキャベツを作るわけでも、そして実際にロールキャベツを調理するわけでもない私が偉そうにA級だとかB級だとかランク付けすることがチャンチャラおかしいわけであって、そんなことは私が考えるべきことではないという結論に達したのだ。規格外品的な安い作物を使ってお手ごろ価格のロールキャベツを出す店があってもいいし、特選の素材を使って高級なそれを提供する店があったっていい。そういったカテゴリーはお店ごとに自分の店にあったものを考えるべきものであって、私が一括して何らかのカテゴリー付けをしてイメージを固定するべきではないと考えたのである。 私がやるべきなのは、ブームのようなものに乗せられて一時的なはやりものとして消費されてしまうようなものをあおって無責任な騒ぎを起こすのではなく、たとえ短期的には飲食店の売り上げに少ししか貢献しなくても、長期的に出続ける商品に育てることではないのか、と考えるのである。地元の人にも、訪れたお客さんにも親しまれ、2111年になっても、2222年になってもこの地域の看板料理足りうる、そんな100年グルメを育てることができれば、この上ない喜びである。言うだけならばただなので大風呂敷を広げておきたい。

-------------------------------------------------------------

スポンサードリンク

Custom Search

メルマガ登録

ウェブサイトに先駆けてレシピなどを
ご紹介するメルマガも
併せてお楽しみください。
(毎週土曜日発行予定)


読者購読規約

powered by まぐまぐ!

Facebookはこちら

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

スポンサードリンク

コメントをどうぞ

Plain text

  • HTMLタグは利用できません。